2019.6.22 夏至の龍田大社、信貴山、源九郎稲荷ツアーレポート

 夏至は「陽」から「陰」へ切り替わる特別な日で、大きな分岐点、ターニングポイントになる日といわれます。

 陰陽は、「陽」が善で、「陰」が悪ということではありません。どちらも必要不可欠で、世の中には、男と女や、太陽と月、光と影など陰陽で表されるものがたくさんありますが、それぞれ必要なもので、それぞれ働きが違うと表現すればいいかなと思います。

 さて、夏至のこの日、朝からキラキラとした太陽の光を浴びながら、奈良の神社仏閣巡りをしてきました。

 まずは、龍田大社へ。こちらは風の神として信仰されています。拝殿の柱に巻き付けられたしめ縄が龍のようで、いつ来てもカッコいいなあと思います。

 拝殿の左手に行くと、白龍神社があります。

「白龍大神はたいへんお水を好まれます。御石にお水をおかけください。」と看板に書かれています。行く度に(本当かな?)と思いつつ、柄杓で水をかけています。龍神祝詞を奏上すると、龍神さまが降りてこられて喜んでいただけているのは感じますが、水をかけたとき、喜んでおられるのかは、よく分かりません。

 こちらでも夏越大祓式が行われます。

 また、7月7日の風鎮大祭の翌日、7月8日に御座峰において山神祭があります。事前に連絡すれば、御座峰の禁足地での神事に参列できますので、参加されたい方は市口までご連絡ください。

 次に参拝したのは信貴山です。正式には信貴山朝護孫子寺といいます。入り口である赤門の前には大寅がいます。インスタ映えかな?!この大寅の首が常に動いていて、なかなか迫力があります。

 正面から見ると、さらに迫力があります!!

 この日は「寅の日」でもあるため、本堂ではご祈祷が絶え間なく続いていました。こちらのご祈祷は聞いているだけでも気持ち良いですが、見た目にも迫力があるので一見の価値アリですよ。

 今回は、息を切らして、汗だくになりながら、「空鉢護法堂(くうはつごほうどう)」も参拝してきました。いろんな竜王が祀られていて、龍神好きには良いところです。景色も抜群でした。

 信貴山の参道の一つ、開運橋ではバンジージャンプができます。見るだけでも結構楽しめると思います。また橋の手前には、絶品の「山菜いなり寿司」と、「焼きよもぎ餅」を売っています。かなりおいしいです。ここで購入して、次の源九郎稲荷さんに持っていくのが定番になっています。

 源九郎稲荷神社のさわやかな感じが写真からも伝わるでしょうか。それほど大きな神社ではありませんが、とても力のあるお稲荷さんとのことです。話し好きの宮司さんに神社のご由緒を尋ねたら、まるで講談のようなお話をしてくださいますよ。おススメです。

 参拝を終えて、大阪に向かって車を走らせていると突然の大雨になりました。夕立のレベルではなかったです。これがゲリラ豪雨なのかな?と思いましたが、局地的な感じで大阪に近づくと道路は全く濡れていませんでした。上の写真からは、このあと雨になるとは思わないですよね。私が家に帰ってきてから、大阪も雨になりました。雨にぬれず、感謝です。


いつもありがとうございます。

見えない世界を伝える神社ナビゲーター

市口 哲也

神様に呼ばれる神社参拝

「神様に呼ばれる神社参拝」 「龍神さまに呼ばれる神社参拝」 著者の 市口 哲也 です。 講座やワークショップの詳細、日程の確認、申し込みは 各ページをご覧ください!

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