「命のやりとり」とは?<前編>
2月17日に、紀伊国一之宮である丹生都比売神社の「祈年祭」に参列してきました。
祈年祭(きねんさい、としごいのまつり)は、一般的には2月17日に行われ、一年の五穀豊穣などを祈る祭で、11月の新嘗祭と対になります。丹生都比売神社では、今年の稲作の豊穣と産業の発展を祈り、参列者の人生の発展、商売繁盛を祈願する祭として行われます。
日本古来の祈願では、「予祝」というものが行われます。予祝とは読んで字のごとく、予め祝うことをいいます。祈願祭のあと、直会で神様と一緒に酒を飲み、ごちそうを食べて、五穀豊穣や産業発展の祈りが叶ったことを祝うのです。実際にはまだ一つも種を植えていません。でも、祝うのです。神様と一緒に成功を予め祝うことで、自信と安心感を持ちながら、その仕事を進められるようになるのです。あなたも、ぜひ予祝を試してください。
丹生都比売神社の祈年祭には、3年前にも参列して、一般参列者代表で玉串奉奠をさせていただきましたが、今年はちゃんと初穂料を納めて参列してきました。宮司さんも、3年前のことを覚えてくださっていました。有り難いことです。
この日は和歌山在住のK姉妹グループと一緒に祈年祭に参列し、午後は高野山に行くつもりでした。今年はまだ高野山の神様、仏様にご挨拶できていないのです。
祈年祭のあと、皆で丹生都比売神社の境内を巡り、奥之沢明神にも参拝しました。奥之沢明神への参道はきれいに草刈りがされていて、歩きやすくなっていました。ぜひ参拝してください。眷属の龍さんが出迎えてくださいます。
駐車場に戻りながら、K姉妹が連れてきたお友達のDさんを紹介していただきました。K姉妹はこのDさんを私に引き合わせたかったそうです。Dさんはあることをきっかけに、見えない世界が見えたり、神様の声が聞こえるようになったそうです。
Dさんを通じて、丹生都比売さまから、私の将来のことや体のことについて、メッセージをもらい、最後に「伊太祁曽神社で命のやりとりをしてきなさい」といわれました。本来なら、ここで解散して高野山に行く予定だったのですが、神様のいうことに素直にしたがって、伊太祁曽神社に向かうことにしました。ちなみに私とDさんは、セオリツヒメさまによって引き合わされたそうです。
<後編>に続く
いつもありがとうございます。
見えない世界を伝える神社ナビゲーター
市口哲也
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