SNSで話題の「親ガチャ」って何?

見えない世界を伝える神社ナビゲーター市口哲也です。


若い人を中心に、SNSで「親ガチャ」について投稿されているそうです。


まず、「ガチャ」とは、アナログ世代や子供たちにとっては、おもちゃ屋さんの店頭などで見かける、通称「ガチャガチャ」と呼ばれるものですね。


数百円を投入し、レバーを回して、カプセルに入ったおもちゃや、コレクションしたくなるグッズを購入するのですが、何が出てくるのか分からないというのが、楽しみであり、ドキドキするポイントでもあります。


これがスマホゲームなどに取り入れられて、ゲーム内で使用するアイテムなどを、ガチャを回してゲットするのですが、何が出るか分からないというのは同じで、課金制のため、一時期、問題になったこともありました。


そして、「親ガチャ」とは、この何が出るか分からないという意味で、子供は親を選べないので、生まれてくる家庭環境によって、ある程度、将来が決まってしまうことを嘆いている人が多いようです。


確かに、裕福な家庭でなければ、一流とされる大学に入れない現実や、お金が無ければ経験できないこともあります。


ある程度、年齢を重ね、知識と経験がある今となっては、「親ガチャ」という考え方は違うといえますが、私も若い頃は同じように考えていたこともありました。


容姿端麗でお金持ちなら、何も苦労することは無いのに、というのは誰もが考えることです。


スピリチュアルな考え方では、実は「子供が親を選んで生まれてくる」といわれます。


生まれる前に、次の人生で学びたいことや、経験したいことを計画して、それを実現するために、最も適した両親や家庭環境を選んで生まれてくるのです。


したがって、あなたの今の状況は、ある意味では完璧といえます。


何が完璧なのかといえば、あなたが生まれる前に望んだ、学びたいことや、経験したいことを、実現するための環境が整っているという意味で、あなたは完璧な状態なのです。


スピリチュアルな考え方では、障害を持つ人は、とても勇敢な人であると考えます。健常者よりもたくさん苦労する、あえて厳しい人生を選んで生まれてきているのです。決して、不運で可哀そうな人ではありません。


貧しい環境や、危険な紛争地域で育った人も同じことがいえるでしょう。生きるか死ぬかの生活を経験するために、あえて、その環境を選んで生まれてきているのです。


逆に、親にとっては、子供はガチャに近いかもしれません。どんな子が生まれてくるのか、親は選べません。


スピリチュアルな考え方では、子育ては、ボランティア活動のようなものであるといわれます。


学びたい魂のために、その環境を用意して、自己犠牲を払いながら、独立できるまで面倒を見るというのは、決して自分のためにやっていることではありません。


もちろん、子育ての中に学びがあり、親にとっても、それが生まれる前に決めてきた人生の計画でもありますが、子供は育ててもらって当たり前ではなく、やはり、親に感謝しなければなりません。


昔から母親は「よそはよそ、ウチはウチ」と子供の不平不満を一蹴してきました。それで良いのです。


公平であることを良しとして、行き過ぎた正義感が炎上を生む、今の世の中ですが、個性や違いがあることを認め合う世の中であってほしいと思います。


神様に呼ばれる神社参拝

「神様に呼ばれる神社参拝」 「龍神さまに呼ばれる神社参拝」 著者の 市口 哲也 です。 講座やワークショップの詳細、日程の確認、申し込みは 各ページをご覧ください!

0コメント

  • 1000 / 1000