『直感力』を高める「瞑想」の方法

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「瞑想」のやり方といえば、一般的には

「静かに座り、姿勢を正し、呼吸を意識しながら雑念を払う」

といわれます。


しかし、これは一つの型でしかありません。

目的が達成できれば、やり方はどうでもいいのです。

形から入りたい方は、上記のやり方で結構です。しかし、姿勢を正そうとすると体が痛いとか、むしろ集中できないという方は、楽な姿勢や寝転んでも構いません。


静かな環境である必要もありません。勉強するときにヘッドフォンで大音量の音楽を聴くという方がいますが、集中力が上がるのであれば、それも一つのやり方です。呼吸を意識するのも、集中するためです。


大事なことは、顕在意識の思考を止めることです。これが集中するということです。

顕在意識とは、表面意識とも呼びますが、自分自身で認識できる意識のことです。よく海に浮かぶ氷山に例えられ、顕在意識は水面上に出ている一部でしかないといわれます。これに対して、無意識の方を潜在意識と呼び、氷山の海中の部分を指し、目には見えないけれど、意識の大部分は潜在意識が占めるといわれます。


私たちは、常に何かを考えたり、思い出したりしています。明日のスケジュールや、好きな人のこと、これから何を食べようかなど、重要なことから、どうでもいいことまで考え続けています。これが顕在意識です。


この顕在意識が優位なときは、無意識の潜在意識からのメッセージや、見えない存在からのメッセージに気付くことができません。また、五感も鋭敏に保つことが難しいです。


顕在意識の思考を止めて、五感に集中すれば、それまで気付かなかった小さな物音に気付いたり、指先の小さな変化に気付くことができます。職人が機械よりも正確にモノ作りが出来るのは、集中力が高いからです。スポーツ選手の「ゾーン」と呼ばれる状態も、集中力が極めて高まった状態をいいます。


そして、顕在意識の思考を止めて、潜在意識や見えない存在に意識を向ければ、あなたが求めていた解決策が浮かんできたり、物事の本質が見えてきたりします。これが「降りてくる」という状態です。アーティストのアイデアも、このような状態で降りてくるようです。


つまり、『直感力』を高めるための「瞑想」は、顕在意識の思考を止めることを目的に行います。この顕在意識の思考を止めるという目的が達成できれば、やり方はあなたの自由です。


集中するための方法としては、何かに没頭することも良いでしょう。何かの作業や、ランニングや山登りなど、顕在意識の思考ができない状態にすることも一つの方法です。


次回は、あなたの『直感力』を飛躍的に向上し、「瞑想」の効果も上がるメソッドについて、お伝えします。


いつもありがとうございます。

見えない世界を伝える神社ナビゲーター

市口 哲也

神様に呼ばれる神社参拝

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