その正義感、本当に正しいのですか?

前回の投稿に対して、ご意見をいただきました。

「台風が浄化ってありえない。最近の被害の惨状を見て言えるのか。まさに高みの見物、家や財産を無くしても仰るなら別ですけど」


そんなことは書いていないのです。台風接近のニュースから、「水」と私たちの生活について、禊や浄化のことも含めてお伝えしました。「台風が浄化」というのは、飛躍した読み取り方です。飛躍して、かなり想像を膨らませて、批判されてしまいました。まあ、よくある論調ではあります。

言論の自由がありますので、自分の思いを主張し、発信することは自由です。しかし、自由には責任が伴います。特に批判する場合は、その人を攻撃するのですから、その人を傷つけてしまう、また、逆襲されて自分が傷つくかもしれないことを覚悟しなければなりません。


善意や正義感からであっても、他人の投稿をシェアしたり、リツイートすることには覚悟と、その情報の確認が必要です。最近、ネットでの犯人捜しで、犯人に仕立て上げられて被害を受けた方が裁判を起こすケースが見られるようになりました。これは氷山の一角で、被害を受けても泣き寝入りしている方が、たくさんおられるのだろうと想像できます。


ドラマの「半沢直樹」、面白いですよね。悪に対して倍返しで対抗するのは、見ていてスカッとします。だからといって、ネットで悪を探して、倍返しをしようとはしないでください。あなたが被害者になってしまったら、正しい方法で対処してください。でも、被害者の気持ちを想像して、代弁する必要はありません。批判しているだけのつもりでも、誹謗中傷になっていたら、あなたが加害者ということになります。傷つけるつもりはなかった、ネットの情報を鵜呑みにしてしまった、というのは言い訳にはなりません。


私は、もう少し寛容な社会になってほしいと思っています。テレビやネットで一斉にたたかれている人を見ると、社会の閉塞感に息苦しくなります。人間は誰しも失敗します。失敗から立ち直ろうとする人の気持ちを、完全に折ってしまうのが正義なのでしょうか?


ちなみに私の著書のレビューの中にも、本の内容からズレて、飛躍した個人的な意見で批判している方がいます。スピリチュアルを目の敵にされているのだろうと思います。そんなに嫌いなら、読まなければいいのにと思うのですが、アンチの方が意見するのは、広く認められた証拠と聞いたので、多くの方に読んでもらえているのだと納得しています。


最後に、今回の台風で被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く日常を取り戻されることを願っています。


いつもありがとうございます。

見えない世界を伝える神社ナビゲーター

市口 哲也

神様に呼ばれる神社参拝

「神様に呼ばれる神社参拝」 「龍神さまに呼ばれる神社参拝」 著者の 市口 哲也 です。 講座やワークショップの詳細、日程の確認、申し込みは 各ページをご覧ください!

0コメント

  • 1000 / 1000