「歴史を学ぶ」ことは謎解きゲーム?

最近、単純なクイズやパズルではなく、「謎解き」「リアル脱出ゲーム」にハマっている人が多いようです。

「謎解き」とは、ひらめきと推理力を問われる、なぞなぞとクイズが合わさったようなものです。「リアル脱出ゲーム」とは、実際に閉じ込められた状態で「謎解き」によって、脱出するための「鍵」を手に入れて、制限時間内に脱出できるかを競うのですが、テーマパークやイベントで体験することができます。クイズのように知識の量で勝負するのではなく、ひらめきや推理力が問われるので、本当の頭の良さで勝負することになります。


オンラインゲームやバーチャルな世界ではなく、現実の世界に作られた空間で、実際に体を使って謎を解くのは、ロールプレイングゲームの世界に飛び込んだような楽しさがあるのだろうと思います。また、仲間と協力し合って謎を解くという、仲間との絆やチームとしての達成感が味わえるのも、魅力になっているのでしょう。


さて、タイトルの「歴史を学ぶ」ことと、「謎解き」がどう関係するのかというと、歴史は古い時代に遡れば遡るほど、実は謎だらけで、政治状況や実際の生活、文化など、明らかになっていないことが多いのです。


古事記と日本書紀を合わせて「記紀」といいますが、縄文時代のことは神話として描かれているため、その頃の日本がどのような国で、人々の生活ぶりがどんなものだったのかは、推測でしかありません。縄文時代は「はじめ人間ギャートルズ」で描かれたような、動物の毛皮を着て、石のオノを持ってマンモスを追いかけていた、というのは想像でしかないのです。そこには、現代の私たちが文明の最先端であり、古代の人たちが高度な文明を持っていたはずがないという「おごり」があるように思います。


私が記紀をひと通り学んで、それ以外の歴史書、特に「ホツマツタヱ」を学ぶようになったのは、古代の謎を解く「鍵」が「ホツマツタヱ」の中にあると感じているからです。実際に、神社に祀られている神様のことや、神社の由緒について、記紀では理解できなかったことが、「ホツマツタヱ」によって説明できることが多く、私は神社巡りをしながら、歴史の謎を解く「リアル謎解きゲーム」を楽しんでいます。


あなたも、この「リアル謎解きゲーム」に参加してみませんか?

リアル謎解きゲームに参加するための基礎知識は、全国各地の「ホツマまなびや」で学ぶことができます。


いつもありがとうございます。

見えない世界を伝える神社ナビゲーター

市口 哲也

神様に呼ばれる神社参拝

「神様に呼ばれる神社参拝」 「龍神さまに呼ばれる神社参拝」 著者の 市口 哲也 です。 講座やワークショップの詳細、日程の確認、申し込みは 各ページをご覧ください!

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