瀬織津姫が守る「ヰココロ」とは?
瀬織津姫は、アマテルカミ(天照大御神)から、「ヒロタ」の地で、「ヰココロ」を守るようにいわれました。瀬織津姫の名は、正后としての名「ムカツ姫」として、廣田神社の御祭神の名前に残されています。
さて、「ヰココロ」、まずは読めるでしょうか?
「ヰ(ゐ)」は、デジタル大辞泉によれば
ワ行の第2の仮名。古くは[wi]の音で、「い」(発音[i])と区別されていたが、鎌倉時代以降、発音が[i]となり、「い」との区別がなくなった。
(ホツマツタヱにおいては、ヤ行)
歴史書「ホツマツタヱ」で語られる「ヰココロ」とは、単純に訳せば、女性(妻)の心です。
妻を「イモ(ヰモ)」、夫を「ヲセ」といい、「イモヲセ(ヰモヲセ)」で夫婦、これを略して「イセ」といいます。「伊勢」のことです。
伊勢の地は、アマテルカミ(天照大御神)が「イモヲセノミチ(夫婦の道)」などの教えを説いた場所です。
「ヰココロ」とは、女性(妻)の心のことですが、そこには深い意味が込められていると想像できます。
世の中は混乱し、新しいライフスタイルや、価値観の変化が進んで行く現代において、女性が活躍するために『瀬織津姫』のご加護は欠かせません。
瀬織津姫の真実や「ヰココロ」について理解を深め、これからの時代を生き抜くために、瀬織津姫のご加護をいただいてください。
いつもありがとうございます。
見えない世界を伝える神社ナビゲーター
市口 哲也
0コメント