2018.7.31~8.1 内宮夜間参拝と八朔詣りレポート1

七月三十一日、神宮崇敬会の行事で、初めて内宮の夜間参拝八朔詣りをさせていただきました。


個人での夜間参拝は基本的にできないのですが、崇敬会行事で年に何度か夜間参拝をさせていただけます。夜の八時過ぎ神宮職員の方以外には誰もいない境内を無言で参進します。満天のきらめく星の下、砂利を踏みしめる足音以外は何も聞こえない静寂に包まれた内宮は、たくさんの観光客がいる昼間とは比べものにならない神聖な雰囲気でした。また、比較的静かな早朝とも異なり、誰もいない暗闇は神様に対して畏れ多いという感覚を改めて感じる時間となりました。


翌日の八月一日は「八朔(はっさく)」といい、この日に内宮の瀧祭神(たきまつりのかみ)に五十鈴川の水をお供えしてから持ち帰るという風習があります。前日に皇太子殿下が参拝されたので、臨時祭が執り行われ、その直後に参拝させていただきました。参加者全員で参拝したあとは自由行動となり、改めて龍神祝詞を唱えて参拝して振り返ると、二人の女性に「龍神祝詞の奏上をご一緒させていただきました」と声をかけられました。今年に入ってから、龍神祝詞を奏上したあとに振り返ると声をかけられるということが、私の中では「あるある」になっているので、(あぁ、またか)と思っただけで、それほど気にはしませんでした。この「あるある」については、また詳しく書きたいと思います。


その二人の女性と少し話したあと、参加している崇敬会行事の閉会式まで時間があったので、別宮の風日祈宮(かざひのみのみや)に参拝し、続いて足早に正宮へ向かいました。参加者全員で特別参拝(御垣内参拝)をしたのですが、せっかくなのでもう一度個人的に特別参拝をしようと思ったのです。タイミングが良ければ一人で参拝ができるかもしれないと期待しながら、正宮入り口横の南宿衛屋で待っていると、先ほどの二人の女性がこちらに向かって来るのが見えました。もちろん私と同じく特別参拝のために来られたのです。


「この後はどうされるのですか?」と聞かれたので、「外宮で特別参拝をする予定です」と答えると、二人の女性はやっぱり!という顔をしながら「私たちもです」とのことで、この後も行動をともにすることになりました。この日は一人で気ままに行動するつもりだったので、この時点では、若干、面倒だなあと思っていたのですが、やはり偶然ではなく必然、私にとって必要な出会いだったようです。


外宮で特別参拝を終えて、荒魂を祀る多賀宮に参拝しました。三人で祝詞を奏上して振り返ると、女性の一人、Mさんが涙を流しておられ、神様からのメッセージを受け取ったとのことでした。そのメッセージは三人に共通することで、神様からの励ましの言葉でした。


このあと、赤福氷をいただいて、月夜見宮に参拝し、私が金剛證寺に行くつもりだったので、一緒に参拝することになりました。


レポート2に続く


いつもありがとうございます。

光の龍マスター 市口哲也

神様に呼ばれる神社参拝

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